モルタルから頭部が突出しない超耐久性補強土工
長寿命補強土 モルタル吹付型は、モルタル吹付の切土法面に適用する超耐久性の補強土工です。設計計算法は、既に確立された一般的な手法(NEXCO要領など)を用います。 従来工法と同等~低コストです 。
															特徴:長寿命補強土は、超耐久性の資材を使用し、補強土の効果は世紀を超えて機能します。
																設計:「NEXCO」などの既存指針を適用し、ほんどの補強土工ソフトで設計計算が可能です。
														
															

長寿命補強土の設計法と施工法は、これまで日本中で実施されてきた基本的な補強材重視の設計法・施工法と同じです。使用する部材が、超耐久性の資材である点と施工性が改善されている点が特徴です。
														施工後に頭部キャップは見えません。
														施工中の部材はモルタルで被覆されます。
頭部キャップが露出しない。
鋼材の全てが高耐久性の樹脂塗装や樹脂でコンクリート内に収納される。
「法枠+メッキ補強材」より建設時点で低コスト。LCCでは相当な低コスト。
| 補強材呼び径 (SD345)  | 
      エポキシ樹脂塗装補強材 (m)  | 
      許容引張力 (KN/本)  | 
      網固定ブロック寸法 (mm)  | 
      長寿金網〔IR被覆鉄線〕 網目間隔(mm)  | 
    
| D19 | 2.0~5.0 | 40.1 | 200×200×12 | 50〔線径2.8mm〕 | 
| D22 | 2.0~5.0 | 54.2 | 200×200×12 | 50〔線径2.8mm〕 | 
| D25 | 2.0~5.0 | 70.9 | 200×200×12 | 50〔線径2.8mm〕 | 
| 品名 | 写真他 | 防錆種別 | 規格・性能 | 
| 長寿補強材 | ![]()  | 
      エポキシ樹脂紛体塗装品 D19~D22 (コンクリート内部では圧倒的な高い防食性能) | ネジ節棒鋼 SD345 D19~D22 EP塗装は土木学会基準適用 | 
| 長寿金網 | ![]()  | 
      密度ポリエチレン被覆鉄線金網) | 線径2.8mm 鉄線径2.0mm 網目50mm W2000~3000 | 
| 長寿プレート | ![]()  | 
      メッキ+PVB塗装品 SS400 200×200×12 D19~D25 | 200×200×12 19~22用 メッキHDZT77+PVB塗装 PVB:ポリビニルブチラール | 
| 長寿傘ナット | ![]()  | 
      PVB樹脂紛体塗装品 | D19~25用 ナットと補強材の隙間にはエポキシ樹脂硬化剤を塗布し固定と防錆を行う。 | 
| 長寿スペーサー | ![]()  | 
      エポキシ樹脂紛体塗装品 | JIS G 4401 削孔径65mm用 EP塗装は土木学会基準適用 | 
補強土の現場では1/3ぐらいの割合で補強材がスムーズに挿入できず孔曲がりが起きていると言われますが、その原因は削孔機にもありました。
                                                 現場条件Ⅰに使用する一般的な 5mの削孔機
                                                 現場条件Ⅰに使用する一般的な 3mの削孔機 
このため補強材は孔壁と接してしまい腐食が進行します。
												 
												 日本溶融亜鉛メッキ協会はメッキの耐久性は土壌中では 24~25 年と述べています。 
													 エポキシ樹脂塗装鉄筋を使用した「⾧寿命補強土」と「メッキ補強材」を使用した工法の経済比較では、メッキ補強材には孔壁との接触を避けるため、少なくともパッカーの装着が必要です。
												 
                                              






